アワアワのシリ。泡姫

わたしの家族のひとりが脱税をしていました。無申告で納税を免れました。
言い訳としましては、源泉徴収されてるということは納税できているので申告しなくていいと思ったということです。無知でした。

住民の税の担当の人々のご指示通りに、不足分(49000円)はすみやかに納めたのですが、所得税(だったと思う)は、来年の確定申告の時に自分できちんとしてくださいとのことで、納めることはできませんでした。
ただちに納めたいと申しましたが、「来年でいいですよー」という感じではなく「それはできぬ」といったふんいきで、脱税したうえにワガママ言ってすいませんと反省し、確定申告の準備をしていますのですが、茂木健一郎さんという脳の人が、最近脱税体験をされましたようで、2006年から2008年の無申告分の納税をすでに済ませたとのニュースの記事を読み、「なんだか気持ちがザワザワする感じ」になり「これがクオリアか」とアハしました。
わたしの家族は、来年の確定申告時までぼんやり暮らしていて良いのかと、不安になりました。

わたしが大昔にしていた仕事では、源泉徴収の率がほうしゅうの 20% とかだったような記憶で、確定申告というのをすると、納めたはずの税金の一部を返されるという珍妙な現象があったもんですから、源泉の徴収の率を上げたら脱税減るんじゃないかなと思ったが、これも単なるワガママに過ぎず、わたしや家族が、楽しつつ脱税しないで生きる都合の良い考えを述べただけでした。精進します。