人類の起源「利己的な遺伝子 13. 遺伝子の長い腕」

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利己的な遺伝子「遺伝子の長い腕」
4回くらい読んだのですが、いまひとつ理解できずでした。わたしの読解力が問題なんだけれども、そうは言っても文体が変化しすぎてまして、ドーキンスの人になにが起こったの?と思いました。
複数の訳者さんの人がいる関係かとも思ったのですが、くどくど説明したり、文章中の語句の挿入やらなんやらかんやら、もう、「多分なんかあったんだ。カレ」と思わずにはいられません。

 ただし、分離歪曲因子はそれほど頻繁には存在しない。なせもっと頻繁に見られないのかと問いを続けることもできる。(利己的な遺伝子 <増補新装版> p.369)

「なせもっと」の意味がわからない。

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あとは「われわれ」。「われわれ」がしょっちゅう登場して、わたしも含まれる「われわれ」もあるし、わたしは含まれない「われわれ」もある。生き物全体を「われわれ」する時もあるし、ある考え方をする人々のことを「われわれ」する時もある。「われわれ」とは誰のことか、しょっちゅう考えました。

読書に集中しすぎて、なにしようとしてたか見失っていた日々ですが、「人類の起源って?」についての利己的な遺伝子 <増補新装版>のこたえは、

生命が生じるために存在しなければならなかった唯一の実体は、不滅の自己複製子である。(利己的な遺伝子 <増補新装版> p.416)

とのことだと思います。

ドーキンスの人のこたえ(というか、この本)は、めちゃくちゃドラマティックでロマンティックでした(本の内容と矛盾してるような感想で申し訳ない)。本読む前に、この内容で口説かれてみたかった。

で、利己的な遺伝子 <増補新装版> 読み終えました。で、この本って進化論の本?よくわからないから、もう2、3回読んでみます。