父の妻とその母と娘

昨年末から祖母が家に来ていて、それはわたしの祖母でわたしの母の母で、ゴールデンウィークやら夏休みやら年末年始やらのまいどの光景で、祖母がどこかへ帰るころ、決まって父が熱を出す。まいどまいどのことですが、今はまだ平熱です。
さてこのたび、祖母がわたしたちと同居するかもという話があがったのですが、それは父やわたしがなにか思ったり言ったりするはなしではない。

人をすてるのはたぶんむずかしくて、もしかしたらできないかもしれない。
すてたと思いこんでも言いきっても、行政の仕事の人から連絡があったりすれば、「なんとかしたい」とか誰か言い始めたりして、爪切りとか生活保護の手続きすることになったり、すでに死体になってる場合などですといよいよすてられず、やっぱり爪切りとか手続きとかは必要で、灰になってからでもそこらにすてることはできない。できるけどできないというか、ルールにのっかったやり方のほうがたぶん簡単かなと思う。
なにかをしたいとかしたくないとか思ったときに刑務所の中だったりしたらなにかとめんどうだと思うので、「頭がおかしい」と自分自身で思ってたり、誰かに思われているときなどには、住んでいる国とかの法律とかを犯さないように気をつけていられる間はがんばって気をつける。

年長の家族が病人で介護が必要な場合、たぶん自分が死ぬまで介護は終わらない。家族内で、自殺があるなら絶対死ぬように、他殺があるなら家族全員死ぬように願う。

猫を保健所にもっていくことは犯罪じゃない。頭がおかしくないときにあれこれ思うかもしれないし、思わないかもしれない。