理科 かわいい物理 放射能

文系のための物理学講座「かわいい物理」workroom*A )行った。講師は菊池誠。テーマは放射能。はじめて本物の菊池先生をナマで見たときから1年経った。知り合った日から半年過ぎても半年過ぎても先生の手もにぎれない。

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先生はまた準備不足ということを言っていて、これはまいどソワソワするしイライラする。
それはポーズとかウソとかみたいなことなのかもしれないし、本当だとしてもクスクス笑って聞き流すことかもしれませんが、全然わからんかったらどうしようと不安になる。どうしようと思ってもどうしようもないのですが、まあ焦るということです。また、わからないことをわかることにする方法をあまりしらないので、わからないままだったらどうなるんだろうと思う。そしてまあどうもならない。

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このたびは、確率のはなしで相当こんがらがって、確率は理解しにくかったり誤解があったりするというような一般的なできごともあるとのはなしも聞いたような気もするのですが、わたしがつまずいたのは「確率が 0.1」という言葉の意味でした。

録画した動画の一部を耳コピして文字にしました。完ぺきではありません。

えーと たくさん集めてきましょう たとえば 10000コ 10000コが多いかわかんないけど 10000コ集めてきましょう それでえーと 1秒後にこわれてる確率が 0.1 だとします そうすると 10000コあると 1000コ! 1秒後には 1000コこわれています それでのこりが 9000コあります つぎの 1秒でなんコこわれますかというと 9000コの 1割がこわれるので えーと 900コこわれて 8100コがのこるわけです えーつぎの 1秒でどれくらいこわれるかというと 8100コの 1割がこわれるていうふうになっていきます つねにえーと 確率が 0.1 だとすると たくさんあると 1秒間でこわれる確率が 1割だとすると つねにいまあるぶんの 1割がこわれる つねにいまあるぶんの 1割が 1秒間にこわれますよということになります

確率が 0.1 ということがなんのことなのかわからなくて、0.1パーセントとかで百分率とかと思ったけど、そのすぐあとに「こわれるのが 1割」というのがでてきて、黒いやつが白いやつになることをとりあえず「こわれる」ということにしているはなしだったので、白いやつの量がそのときのというかその直前の黒いやつの量の 1割ということだということなので量の数のことなので割合とかで、「こわれてる確率」は、黒いやつが白いやつになることの量とか数とか以外のことのなにかと思うのだけど、確率が 0.1 というのが 0.1パーセントのことだとしたら、100ぶんの0.1 ということだから、たぶん 1000ぶんの1 で 10000ぶんの10 だから、「10000コあると 1000コ!」というはなしにあてはまらないからやっぱりちがうから、やっぱりこわれたやつの量の数のことではなくて「こわれてる確率」のことなのだろうけど、もうぜんぜんわからないので、誰かにたずねます。

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小学生のとき、わたしと生年月日が同じって人がクラスに 2人いて、わたしを含めて 3人が同じ生年月日ということ、このことをめっちゃめずらしいこと思っていたのですが、大人になってから秋山仁が出ているテレビ番組を見て、あんまりめずらしいことでもないのだなと思った記憶はあるのですけど、番組の中身は忘れてしまった。このときも、確率とか割合とかのはなしだったようなちがうような。
と、ここまで書いたところに家人が帰宅したので、「確率が 0.1」ってなんのことかとたずねてみたところ「0.1 って 10ぶんの1 のことちゃうの?」とのことでした。なんなのかまだわからない。わたしがしっている「わからないことをわかることにする方法」のひとつは「おうちの人にきく」ということなので、ひとつ使ってしまいました。

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あと、わたしが 2ことか 1まんことか言ったら、2ことかで考えちゃダメだったし、人々はアハハと笑うのですが、先生が 1ことか 1まんことか言っても、どなたもとがめないし笑わない。それがよくわからなくて、先生ならよくてわたしならダメなのか、1こはいいけど 2こはダメなのか。
しかし、わたしが本当にたずねたかったのは、半減期放射性物質とか放射線とかのことだけに使うのかということで、バファリン半減期みたいな言い方とかはしないのかということなのにきかなかった。忘れてた。
それと、「放射能」とはなんなのかをきかなかったと思う。放射線のはなしはききました。

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「安全」についての話のところでは、ぼんやり強姦のことを考えていた。なんでかはわかりません。
そして今の日本とか福島県とか原子力発電のこととかのことで、人々が心配していることはガンになることだというはなしにおどろいた。


その昔、スペシウム光線のはなしをしてもらったことがありまして、誰だったか忘れたけど、誰かから。ウルトラマンスペシウム光線を出すが、ポーズをまねしてるだけの人からもなにか出てるというはなしで、そのなにかとは「スペシウム」だというようなこと。
目の前でそのポーズをされると、すこしイヤな気持ちになるのは「スペシウム」が出てるからで、遊びのつもり、ちょっとふざけただけのつもりが、人をむしばんでいくのだ。ということでした。
「好きです!付き合ってください!」と言うときにはそのポーズはしないでしょうが、「イヤです!お断り!!」と言うときにはするかもしれないということです。

放射線がイヤだとか被曝したくないというのは、ガンになることとはべつのイヤなことで、とにかくイヤで、イヤだイヤだと思っている毎日もイヤだということで、福島県原子力発電所(今はちがうかもしれません)からは、もしかしたらスペシウムが出ているのかもしれない。それをイヤだと思うのかもしれない。病院とかバナナとかからは出ていないのかもしれない。「放射脳」とかいう言い方とかからは、スペシウムが出ているのではないかと思いますけどどうでしょう。


長いですね。