父の寝ているすきに


父の寝ているすきに家出を決行しました。15分ほど。


行くあてがなかったので自宅周辺をブラブラしていましら、1羽のカラスが鳴いていまして、しばらくというほども時間の経たないうちに、みるみるたくさんのカラスが集まってきて、みなで鳴いていました。

飛べない感じのカラスが、数日前から車道を徒歩でうろついていまして、ボサボサの髪型で翼もしょうもない感じのしょぼくれたやつで、「もしやそいつになにかあったか」と思い、ちょいと探してみましたが見つけられず。見つけたところで何をするわけでもないし、できたら見つけたくない感じですので、探したといってもあたりを見回しただけです。45秒くらい。



帰宅しましたら、靴の底のところにカラスの羽根らしきものが貼り付いていて、なんだかわからんが大冒険をしたような気分になりました。父はひきつづき眠っていました。