桂三枝の落語に出てきた、小学生に出題された算数の問題という設定の問題
四人姉妹でさくらんぼを分けた。ひとつ余った。鳥にあげた。
友人が来た。一人分を友人にあげた。
残りを四人姉妹で分けた。ふたつ余った。鳥にあげた。
父が帰宅した。一人分を父にあげた。
残りを四人姉妹で分けた。割り切れた。
姉妹に分けられたさくらんぼの数は、最初に分けた時より 10 少なくなって
いた。
姉妹はひとりいくつのさくらんぼを手にしたか
答えが 12 になった理由を知りたいと言いましたら、教えてもらうことができました。
ほんで今日は、わたしがどうやって 12 って答えを出したのかメモがでてきたので illustrator でおこした。
- A
- 最後に姉妹で分ける直前のさくらんぼの数は、3 でも 4 でも割り切れる。
- B
- てことは、3 と 4 の公倍数。公倍数が永遠につづく。
- C
- 友人にあげたさくらんぼの数が 40 って多すぎる。ひとり分のさくらんぼの数が 40 以上ってしっくりこない。A が 120 以上の可能性を捨てる。ひまわりの種やレーズンの問題なら納得する。
- D
- 鳥がもらったさくらんぼが 3 で、姉妹が 4 とか 5 とかだとしっくりこない。「ひとつ(ふたつ)余った。庭に埋めた」の場合は許容。
とりあえず、姉妹はひとりにつき 6 のさくらんぼを手にした体で計算→破綻。 - E
- 仕方ないから 3 と 4 の公倍数の小さいやつから順番にあてはめて計算してみることにする(が、なんか変なことが起きているけど、当時は気付いていない)。
- F
- 答え 12
C とか D とかやってる間に、B が何の数か忘れてしまって、E して、なんとなく違和感を持ちつつも F になってしまい、「答えが 12 になった理由がわからない」ことになったのかなあと思います。以上です。
「オレなりの答えの求め方を教えてやる」という人や、なぜわたしがこんなことになっているかわかる人がいらっしゃいましたら、教えてください。