父のノー 2

事故や事件の被害にあった人というのは必ず死ぬというわけではなく生きる人もいて、わたしの父は40歳くらいのときに事故だか事件だかの被害があって生きた。記憶がはっきりしなかったり性格がまるで変わったようになったり倒れたり泣いたり暴れたりいろいろ失禁したり失業したりいろんなことがあったりなかったりして今は70歳くらい。で、生きてる。
父は過去には加害者だったこともあるらしい。わたしやら父やらは、これから被害者になるかもしれないし加害者になるかもしれないし、今すでにそれかもしれない。でもまあ、なにがあってもなにもなくても死ぬまで生きることになると思う。

画像は父の頭部MRI。よこむきで鼻は左。どうみるのかはしらない。
死ぬよりマシとか死んだほうがマシとかは生きている人が思ったり言ったりする。