色移り

洗濯機が PP 鳴って。洗濯されたタオルをとりだすと色移りを体験していた。久しぶりの予期しない色移りで、エビ色(葡萄色)のバスタオルが色落ちして、フェイスタオルのひとつが赤っぽく洗いあがっていた。人生で4回目の色移りで、うち1回はたいそうきれいに染まったので色どめした。通常は、色移りされ能力に優れている洗濯ネットに色落ちしそうなものを入れて洗い、ネットに色移りさせるという方法をつづけていて、黒の絹を入れて洗えば薄墨色に、藍の麻を入れて洗えばアッシュグリーンに色移りされ、ほかのものへの影響は気にならない。視力は弱いです。

視力は弱い。確認すると。赤っぽく洗いあがったタオルはシャーリング(たぶん shearing)で。シャーリングは染まりやすい。染めたいからこそのシャーリング。ほかのタオルは両面パイル。

 

いじめられる方に原因があるとか、いじめられる側にも問題があるとか。きいたことがあるし、ふと思ったこともあるし、ながなが考えたことがあるのだけど、それを急に思いだした。色落ちするものをどうにかするのがあまりにもスムーズで、どちらをネットに入れるかというと色落ちするほうで、「管理する」みたいなことで、人間とタオルはぜったいにちがうのだけど、ながくても100年とかの人生で色移りされやすいタオルやいじめられる人にもし原因があったとしても、もし問題があったとしても。色落ちさえなければ