「まんいち(万一)」の「まん」と「いち」

十中八九もないときに、ジッチュウゴロク(十中五六)とかジッチュウニサン(十中二三)とか言うのが好きで、しかし「ジッチュウ」と言えず十中九か十は「ジュッチュウ」と聞こえる感じで言ってると思う。

リスクを避けたいというはなしをききまして、感染症について。ワクチン接種するしないとかのはなしで、万一のリスクをかんがえ接種しないというはなしでした。これが1万に1のことだとしたら数字ですので、多いとか少ないとか。確率だか比率だかが高いとか低いとかのはなしをきいたのだと思います。

ここは大阪府で、大阪府には880万くらいの人々がいるらしく、感染症の感染者にかぞえられた人々は19万とかで、880万に19万が感染者です。クライ(位)が万に万ですから、万一より多いでしょうが念のため880万と19万のどっちもを880で割ると、1万に215とか。いやなんか。思ってたより多い。まちがえてるかも。ワクチン接種してても感染者になることあるらしいので多くても不思議じゃないか。感染症の感染者で死んだのは2800人くらいらしく。880万に2800のリスク。1万に3くらいのリスク。万一より3倍リスク高いと思うけど、なんかまちがえてる気がするのでもういいです。ワクチンか。100万回接種のうちなん件がどうとか、そういうはなしとくらべないといけないのか。

まんいち(万一)は、めったにない感じしてたけどそうでもないなと思って、数字とは関係ないパワーあるなと思って、母がよく「せんど」と言うのだけど、なんどもなんどもという意味です。「せんど言うたのに」とか「せんどガマンした」とか。千度のことだとしたら1000回なのに、ことばとしてパワーある。

1995年の震災で6000人以上が死んだということですけど、ぜんぜん多くないような気がしてきて。人は1回しか死なないので6000人以上死んだというのは、たいへんなことです。まいにちどなたか死にますでしょうし、震災や感染症の流行がなくても死にますけど大阪府の感染者で2800人以上とか。あの震災で6000人以上とか。たいへん多いです。知ってる人2800人とか6000人いないです。たいへんな人数で、ぜんぶ人です。おそろしいことです。