族(やから)

皇族と、家族とか民族とか郵政族とかの「族」は同じなのかちがうのか。

テレビかラジオから「こうぞくすうかくほ」てことばがきこえて、たぶんラジオだったけどはっきり思い出せず。ですので。イヤホンからきこえて。首相官邸サイトみましたところ「皇族数確保」らしいとわかって、それは。「第二百十三回国会における岸田内閣総理大臣施政方針演説」にある。こわいことばと思ったのだがそうでもないのかわからない。「第二百十二回国会における岸田内閣総理大臣所信表明演説」にもそれはある。

横に。左から右に漢字の数字の文字よむとき二百十二とか二百十三とかよみにくいというかわかりにくいというかややこしくてむずかしい。不得手。「二百十一」と「二百十」は、数値の差 1 のはずなのにパッとみて 980くらい差ある気がする。まあ、縦によむ場合でもそれらの差を 6か7くらいに感じるのでしかとよめばよいだけで、さて。第211回国会と第210回国会の方針演説の文章を目を皿にしてさがしたつもりだが「皇族数確保」はないぽかった。「皇」を command +F したら 0/0 だった。「皇族数確保」てことばなぜこわいのか。ふいと思い出したのは「女性の活用」で、いつだったかだれだったかが言ってたヤツ。本音とか本心とか丸見えとかむき出しな感じがするのに、それがなんだかわからない。「合計特殊出生率」はこわい感じが小さいが「女性の出生率低下」はこわい感じが大きい。

 

「皇族数確保」は、ずっと以前からあることばなのか google検索してみるも、どうやったらええのかわからんしうまくいかん。なんとかかんとかやれることやってみるが 2004年以前はやはりうまくできず、2005年は「"皇族数確保"との一致はありません。」でしたし「"皇族数の確保"との一致はありません。」でした。2006年にも「"皇族数確保"との一致はありません。」でしたが、「"皇族数の確保"」は 2件、検索結果らしい検索結果がありました。「皇室の伝統を守る国民の会【公式】」サイトのどこかにあるらしいのですが、しかし。なんかちょっとこわいようなむずかしいような感じがするサイトなのでくわしくみませんでした。漢字の数字が多いし。不得手。

 

人は人で数は数で人数は人数です。死者とか負傷者とか被災者とか、犠牲者とか。は、どこかからなにかをみて数えるときのことで、人はひとりひとり人です。人のことをなにかのおりに数えて人数にする場合があって、ダンボールベッドの注文をするのは数だし議員数も数です。ベッドの注文数は人ではないです。そんなことはそうです。なににひっかかってるのか自分がまったくわからない。「皇族」を理解できていないというのはそれはそうです。皇室の人々を人だと思っているのですけどそれがちがうのだとしたらたいへんなことです。なんかぜんぜんまちがえてるかもしれない。自分がこわいことばだと思っていることが「世間」ではまったくそんなことないということかもしれない。どうしよう。こわいおそろしいことばだと思ったのだけどどうしたもんか。