お祈りメール

学校に行かないとか会社を辞めるとかについて「逃げる」みたいな言い方をする人はものごとの種類とか大きさを把握できてないしなにかに酔いしれてるのかもしれないしそうとう気持ち悪い人だと思う。逃げることはたいそうむずかしいことで、学校や会社に行かないことはぜんぜんむずかしいことではないと伝えないといけないのかもしれないときに「逃げなさい」「逃げてもいい」などと言うのはまるで、たいへん無責任なくだらないポエムの発表のようです。それ(欠席や欠勤や中途での退学や退職)をしたあと苦労するだろうけど、とりあえず。だれか知らない人にでも死なれるのがただイヤなので「逃げろ」と言っています。学歴社会とかの負け組になるかもしれんけどしらんけどとにかく生きろととりあえず言ってる。格下の人生にすすみなさいと言ってる。はいあがれるっぽいことを言うのはさらにタチワル。社会保障だか福祉だかがあるとか、定時制高校やフリースクールなどの選択肢がありますとか言ってる人々におかれましては、自分がなにを言ってるかわからなくなっている疑いがある。わたしも自分がなにを言ってるかわからない。
事務次官とか頭取とか鴻上尚史とかショコタンとかにはだいたいだれもなりたくないしだいたいだれもなれない。
福田和子さんは逃げていたし、ジェンキンスさんは逃亡兵となっていた。
逃げることは逃げつづけることで、退学することは退学することです。
人間から逃げている人は逃げつづけているし、だれかが死ぬかつかまるまで追いかけられる。追いかけられることがやんでいてもみつかればまた逃げなければなりません。「逃げることは悪いことではない」とか言うのは気が狂っている。悪くないからおすすめするなんてまるきり気が狂っている。逃げなければいけないときは逃げなければいけない。休学とか休職とかは逃げることとまったく関係ない。なにかのはずみで家族や同級生や上司を殺した場合にも逃げずに出頭すればいいのですが、法律違反をすると人生が格段にめんどうくさくなりますので殺さない方法として逃げるのはありだと思うけど逃げるのは本当に。たいへん疲れますので、その相手をどうにか警察とかにつかまえてもらうのはどうですか。時間かせぎとして。そのあいだにだいぶ逃げる。
休職とか休学とかは無断でも断りを入れてもどっちでもそうしたらいいと思う。格下の人生をすすむことになるかもしれないけど退学とか退職とかしまくった人々もしれっと生きててだれかを見下したりとかして底辺じゃないまるでふつうの人みたいに過ごしてる。それはおそらくふつうの人だからだと思います。人生やりなおせるはウソだと思う。殺されそうなら逃げないと殺されると思います。だれかが死ぬかつかまるまで逃げないといけないから、わたしはその殺されそうな人を殺しそうな人が死ぬことをお祈りいたします。