算数 答えが 12 になった理由を教えてもらった

桂三枝の落語に出てきた、小学生に出題された算数の問題という設定の問題

四人姉妹でさくらんぼを分けた。ひとつ余った。鳥にあげた。
友人が来た。一人分を友人にあげた。
残りを四人姉妹で分けた。ふたつ余った。鳥にあげた。
父が帰宅した。一人分を父にあげた。
残りを四人姉妹で分けた。割り切れた。
姉妹に分けられたさくらんぼの数は、最初に分けた時より 10 少なくなって
いた。
姉妹はひとりいくつのさくらんぼを手にしたか

答えが 12 になった理由を知りたいと言ってまして、教えてもらうことができました。教えてくれた人曰く、中学校の数学の問題っぽいということです。
全部まるごと複製していいのかわからないのですけど、以下コピペ

全体の数をX
最初に4姉妹が分けた数をa、2回目に分けた数をb、3回目に分けた数をcとすると
上の文章は、

四人姉妹でさくらんぼを分けた。ひとつ余った。鳥にあげた。
4a + 1 = X

友人が来た。一人分を友人にあげた。
残りを四人姉妹で分けた。ふたつ余った。鳥にあげた。
(4-1)a = 4b + 2 ...(1式)

父が帰宅した。一人分を父にあげた。
残りを四人姉妹で分けた。割り切れた。
(4-1)b = 4c  ...(2式)

で、姉妹に分けられたさくらんぼの数は、最初に分けた時より 10 少なくなって
いた。
のだから、

a = c + 10  ...(3式)

こうなってみると、1,2,3式それぞれで、変数3つ、式3つだから解けるはず。
1式からaをなくすように3式を代入して

3(c+10) = 4b + 2
3c + 28 = 4b ...(4式)

2式から、

b=4c/3 ...(5式)

なので、

3c + 28 = 4(4c/3)
3c + 28 = 16c / 3
9c + 28x3 = 16c
28x3 = 7c
c = 12 ... これが最後に分けたときのそれぞれの数

そして

a = 22、もともとは、89になる。

コピペおわり
わたしがしたかったのはこれです。こういうことがまったくできない。こういう式→ (4-1)a = 4b + 2 ...(1式) をできることができない。これをできるようになりたい。
これができないということは、言葉を理解できていないというようなことかなと思った。英語が話せないみたいに、算数(数学)が話せないとか。
「わたしには、3歳年上の兄がいます」と言いたいのに「I have brother. He は old スリースリー」とかモゴモゴしていて、算数(数学)でもモゴモゴするだけでよく似てると思った。

ほんで理解できたかというと、3(c+10) = 4b + 2 が、3c + 28 = 4b になったところで、算数の計算のそのものにつまずいていまして、教えてくれた人ににんともかんともすいませんと思いますが、おはなし自体は理解できたと思います。あとは算数の計算をがんばります。ありがとう。