父のいたみ


父が脚の痛みをうったえ続けるので病院にいくことにしました。
痛くて立てないとのことでしたので、家族総出で父を移動させようとしていますと、父がブーブー言いはじめたものですから、わたしはすっかり機嫌が悪くなり、


「もうしらん。全部自分でやれ」と大声を出しました。
父が何か言いかけるやいなや「おまえは黙れ」とにらみつけ、手を貸そうとする家族にまで「おまえはやるな」と叫ぶ始末でして、実際には「おまえ」呼ばわりはしていませんのですが、まあそんな感じで怒鳴り続けていました。

わたしは父のカタワラでフンガフンガ言っていただけですが、父の努力と家族の協力で、なんとかかんとか病院に行くことができました。


で、骨折してました。父。ギニャー。

Inspired by ヒョンヒョロ / 藤子・F・不二雄